2025年が幕を開けました。
12月中旬の予報では、山陰地方も大雪に警戒が必要な年末年始の天気傾向でしたが、
その後予報が変わり、比較的穏やかな天気となりました。
大きな災害もなく胸をなでおろすと同時に、雪予想の難しさも感じました。
こうした中で、山陰地方は山地で積雪が増えており、8日から10日にかけてはさらに強い寒気が
南下すると予想されているため、断続的に雪が降る見込みです。
気象台によると、上空約1500メートルの予想気温は、9日朝の時点で氷点下12℃前後、
9日夜の時点で氷点下15℃前後となっています。これは今シーズン最も強い寒気の南下となり、
山地を中心に大雪に、平地でも積雪や路面の凍結に注意が必要です。
10日朝の予想最低気温が、松江や鳥取など平地でも氷点下2℃~3℃の冷え込みになるほか、
山地ではさらに厳しい寒さになる見込みです。
気温が概ね氷点下4℃以下になると水道管が凍結したり破裂する恐れがあるので、
水道管の防寒対策が必要です。
また風が吹き抜ける場所では、予想気温以上に気温が下がるケースもあるため、
場所によって対応が変わってきます。
今シーズン初めて平地でも本格的な積雪になる恐れがあり、車の運転などにも十分注意して下さい。