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6月30日 放送「プレータイム獲得へ それぞれの道を歩む」

島根スサノオマジック、谷口大智。201cmの長身から繰り出される3Pは、2024-25シーズン、なんと52.6%を記録。その一方、60試合のうち、出場は26試合。平均プレータイムはプロキャリアで最も少ない2分57秒だった。

「悔いなくやり切ると決めてシーズンずっと戦ってきたので、僕自身すごく清々しい気持ちで、今シーズンはやり切ったなという風に思っています。」

仕事人として存在感を放っていた谷口だったが、在籍3年目のオフ、退団を決意。群馬クレインサンダーズに移籍することが発表された。

「ベンチでは、いつも通りチームを盛り上げて、鼓舞して、コートに立っている5人のサポートをすることを意識していた。」

タイムアウト時には、真っ先に選手たちの元に向かい、拍手やハイタッチでベンチに迎え入れる。その人柄は、ファンの心にもしっかりと届いていた。

ファン:「一番にベンチから立ち上がって喜んでるところとか、いつも見てます。素敵だなって思っています。」
  
常に明るく、チームの太陽のような存在。ファンから強く愛された選手だった。
そんな谷口を慕う後輩たちがいる。ルーキーシーズンを送った横地聖真と、介川アンソニー翔の2人だ。

横地:「僕たち、谷口一派っていうんです。」
介川:「ご飯とか一緒に谷口一派で行動してるんで。迎えにも来てもらってるんで(笑)。」
谷口:「迎えに来てとか、普通に連絡してくるんで。わかった、って言って。」

横地と介川は、ケガの影響もあり出場機会に恵まれない1年間を過ごした。そんな2人を、谷口は気にかけていた。

谷口:「ルーキーイヤーで、試合に出られない。それでも先輩として、試合に出られなくてもできることはたくさんあるんだよ、というのは今季しっかりと見せられたと思う。」

試合中のベンチには、谷口の隣で、コートへ大きな声を送る横地と介川の姿があった。

横地、介川:「兄貴ありがとう!」

来季、ともにプレータイム獲得を目指し、プロとして更なる成長を誓う。

谷口:「35歳と言いながらも頑張れるところはあると思うので、自分の役割をコート上で発揮できるようにしっかりと準備したいなと思っています。」

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