４月１６日、広島市。Ｂリーグ、島根スサノオマジック対広島ドラゴンフライズ。前半、５０-３６の１４点リードで試合を折り返した島根。
アウェイに観戦に訪れていたスサノオマジックのファンたちは…。

「今ね、京都が１０点リード。大阪が２点リード…あぁ！並んだ！」

実はこの日、島根スサノオマジックが勝利し、かつ、同じ西地区の大阪エヴェッサ(西３位)と、京都ハンナリーズ(西４位)が敗れた場合、島根のチャンピオンシップ出場が決まる。ＣＳ決定のボードを作成し持ち込んでいるファンの姿もあった。

２桁リードで迎えた後半だが、昨シーズン王者の広島が猛追。第４Ｑ、ついに逆転を許す。
他会場では、大阪は敗れたものの、京都は勝利。この時点で、島根のＣＳ進出決定は次節以降に持ち越し。それでも、ファンは勝利を願っている。
終盤、安藤誓哉の勝ち越しスリーポイントで勢いづくと、ジェームズ・マイケル・マカドゥのスティール、ダンクでファンのボルテージは最高潮に。最終的に５点差で振り切った。

その３日後、京都ハンナリーズが敗れたため、島根スサノオマジックのチャンピオンシップ出場が決定。同日、島根もアウェイ戦で勝利し花を添えた。

２シーズンぶり３度目のＣＳ。そして初のリーグ制覇へ。レギュラーシーズン残り５試合で更なるレベルアップを図る。

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