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■月別アーカイブ

7月29日 放送「夏の甲子園 代表校が決定!山陰両県の決勝は激戦に」

鳥取大会決勝は、秋の県王者・米子松蔭と、春の県王者・鳥取城北が対戦。米子松蔭が得点を重ね、9回表終了時点で4-1と3点リード。土俵際に追い込まれた鳥取城北だったが、ここから連打でなんと同点に追いつく。なおも2アウトランナー1・2塁で、5番の橋本が右中間を破るタイムリーでサヨナラ。鳥取城北が6年ぶり6回目の夏の甲子園出場を決めた。
島根大会は、春の山陰大会優勝・石見智翠館と、勝てば32年ぶりの古豪・大社による決勝戦。3回表、石見智翠館の青木がレフトスタンドに運ぶソロアーチで先制。ただ大社はその直後、すぐにチャンスを作りタイムリー。同点に追いつく。その後ともに1点ずつを加え、2-2で迎えた7回ウラ。大社が1アウト3塁の場面で、キャプテン石原がスクイズを決め勝ち越し。最終回は、大社のエース真庭が最後のバッターを三振に切って取りゲームセット。32年ぶり9回目の甲子園切符を掴んだ。

7月22日 放送「名門復活へ!ついに戦いの時 大田41年ぶりの夏甲子園なるか」

春夏計6度の甲子園出場を誇る大田高校。ただ1980年代を最後に聖地からは遠ざかっており、この夏は実に41年ぶりの甲子園を目指している。
野球のレベルが高い大田市。3年前には、大田市立第二中学校が山陰勢初の全中優勝を果たしている。今年の大田高校は、3年生となった当時の全中優勝メンバーを主力に据えている。また大田市内の有力選手が集い、久方ぶりの甲子園に期待が高まっている。
2回戦から登場の大田は、安来高校との初戦。マウンドに立ったのは、大田二中出身、全中決勝戦で完封を演じた小倉跳馬。再三ランナーを背負うも粘りのピッチングを見せ4失点完投。打線も2本のホームランを放つなど小倉を援護し、9-4で勝利した。
3回戦は、2年前に決勝進出を果たしている飯南高校。この試合も小倉が先発し、5回までに2失点。6回ウラ、大田にチャンスがやってくる。得点圏にランナーを置き、バッターボックスには、全中優勝の大田二中でキャプテンを
務めた知野見蒼太。ライト前にはじき返し1点を返すと、塁上で知野見は雄たけびを上げた。
しかし、その後飯南に追加点を許すと、大田もあと1点が遠く、最終的に5-2で敗れた。
知野見蒼太「悔しいです。でも、最高の2年半を過ごさせてくれた仲間たちには感謝しかない。」
小倉跳馬「チームを勝たせたかった。野球を通じて仲間や指導者と出会えた。野球っていいなって思った。」

7月15日 放送「開幕!甲子園を目指す夏の戦い 34年ぶりの夢はいかに…」

第106回全国高等学校野球選手権島根大会が開幕。
秋の県大会で33年ぶりのベスト4進出を果たし、センバツ21世紀枠県推薦校にも選出された津和野の初戦は大会2日目。県内屈指の強豪・開星と対戦。
初回にいきなり1点を先制した津和野だったが、直後に2点を返される。さらに点差は広がり、3回終了時点で5-1と4点のビハインドを背負った。
4回表。先頭バッターのエース・野﨑がヒットで出塁すると、続く5番、主将・西村の連打で1点を返す。さらに相手のワイルドピッチで1点を追加し、点差を2に縮めた。
その後は互いに堅い守りでスコアボードに0が並ぶ。津和野は2点ビハインドのまま最終回へ。
先頭がヒットで出塁したものの後続が抑えられ5-3。津和野の夏は悔し涙とともに幕を下ろした。

7月8日 放送「秋の躍進、そして夏へ 目指し続ける甲子園」

去年秋、33年ぶりの県大会ベスト4に進出し、春のセンバツ21世紀枠県推薦校に選出された、島根県立津和野高校。
旋風を予感させた秋だったが、春以降、4月の春季大会、5月の石見地区大会いずれも初戦敗退。なかなか結果が出せない。「死に物狂いで頑張りたい。」と、主将の西村健太朗は決意を新たにした。
2人の3年生投手、野﨑光陽と高橋幸士朗に期待がかかる。躍進の秋は、先発の野﨑、高橋リリーフ、2人でマウンドに立ち続けた。Wエースを中心として攻めの守りで、34年ぶり2度目の夏の甲子園を目指す。

7月1日 放送「41年ぶり夏の聖地へ 苦悩のエース決意のマウンド」

41年ぶりの夏の甲子園を目指す大田高校、3年生の小倉跳馬。地元大田市の出身で、大田二中時代、全中優勝、・日本一を達成。決勝戦のマウンドに立ち、無四球完封で胴上げ投手となった。高校では1年生からベンチ入りを果たすも、登板機会はなかなか掴めなかった。
最上級生となった去年秋、春の選抜甲子園につながる秋の島根県大会。小倉の背番号は、エースナンバー「1」ではなく、9番。野手としてスタメン出場。この大会、マウンドに立つことは叶わず、甲子園の切符をつかむこともできなかった小倉は、「絶対夏はマウンドに立ちたい。甲子園に行きたい。その思いをもって練習してきた。」と奮闘。試行錯誤の末、サイドスローに転向した。
春の島根県大会。マウンドには、背番号1を背負った小倉の姿が。「最後に目指す場所は甲子園。辛いことも良いこともたくさん経験した。最後は全てを活かして甲子園に行きたい。」苦悩のエースが、最後の夏に懸ける。




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