予報志ism

コメントはこちらから

「記録的短時間大雨情報」の猛威…6地区32人孤立 578世帯断水(雲南市)

島根県雲南市で7月12日朝、猛烈な雨が襲った。

気象庁は12日午前10時15分雲南市付近で約100ミリの雨が降ったとみられるとして「記録的短時間大雨情報」を発表した。

アメダスでも雲南市掛合で時間雨量69ミリと観測史上最大を記録した。また3時間雨量は107ミリでこちらも観測史上最大だった。

こうした短い時間に集中した大雨によって、雲南市では、発災から4日経った16日時点で、

6地区32人が孤立、上水断水が9件発生し、578世帯で断水が発生している。

https://www.city.unnan.shimane.jp/unnan/kurashi/bousai/bousaijouhou/202107gouusaigai.html

https://www.city.unnan.shimane.jp/unnan/kurashi/bousai/dansuijyouhou0713.html

山あいの集落が中心だが、1時間に100ミリという猛烈な雨降った場合、土砂崩れが多発し、1週間以上断水、孤立する恐れがある。

気象庁はこの大雨が降る直前の予報では時間雨量50ミリが最大としていたが、その直後80ミリに大きく上方修正した。

↓大雨直後の予報

https://www.jma.go.jp/bosai/information/#area_type=offices&info_id=20210712025535_0_VPFJ50_320000&format=text&area_code=320000

↓大雨直前の予報

https://www.jma.go.jp/bosai/information/#area_type=offices&info_id=20210711234455_0_VPFJ50_320000&format=text&area_code=320000

山陰地方で時間雨量80ミリという予報は非常に稀。1時間雨量「50ミリ」と予報された場合は、80〜100ミリ降る恐れもあり、1週間断水・孤立する場合もあると捉えた方がよさそうだ。

以下は当時の気圧配置。山陰沖に梅雨前線が停滞し、暖湿流が入りやすい状態だった。また上空には氷点下6度以下の強い寒気(松江で500hPa氷点下6.6度)も流れ込んでいて待機場状態が非常に不安定になっていた。

 

コメントはこちらから

ページの先頭へ