予報志ism

コメントはこちらから

梅雨前線停滞で「線状降水帯」複数回発生も 2日間で200ミリ超で河川の氾濫の恐れ(島根・鳥取)

7月1日梅雨前線が停滞・活発化した影響で、伊豆諸島で「線状降水帯」が発生。一日で300ミリを超える記録的な大雨になりました。

この梅雨前線が、7月3日以降、一週間に渡って山陰地方付近に停滞する予想です。この間、複数回「線状降水帯」が発生する恐れがあります。

球磨川が氾濫した2020年の「熊本豪雨」、広島岡山など甚大な被害がでた2018年の「西日本豪雨」、2017年の「九州北部豪雨」が全て7月上旬に発生しています。

今回の梅雨前線の停滞によって、山陰(島根・鳥取)でも同様の大災害が起きる恐れもあります。2日間で200ミリ~300ミリを超える雨量が予想される場合、河川の氾濫に備えた行動が必要です。

★山陰の大規模河川について、過去の氾濫のケースと降水量と関係から、氾濫の可能性を以下に記します。

◆江の川(江津市、川本町、美郷町、三次市など)

2020年7月に氾濫した際は、広島県三次市君田で48時間雨量:210.5ミリを記録。2日間で200ミリを超えると氾濫の恐れがあります。

◆斐伊川(松江市、出雲市、雲南市、奥出雲町など)

2006年7月松江市中心部が冠水。この時、流域で2日間で約300ミリで氾濫しました。48時間雨量:松江300ミリ、横田331ミリ。(共に観測史上最大)

 

一級河川は国が100年から150年に一度の大雨に備えた『計画規模』を設け整備を行っています。計画規模(48時間降水量)の降水量を超えると氾濫の恐れがあります。

【島根】

斐伊川の斐伊川流域:計画規模399ミリ。

斐伊川の神戸川流域:計画規模386ミリ。

斐伊川の中海宍道湖:計画規模380ミリ。

江の川      :計画規模323ミリ

高津川      :計画規模353ミリ。

【鳥取】

千代川      :計画規模325ミリ

日野川      :計画規模246ミリ

天神川      :計画規模352ミリ(※天神川のみ24時間降水量)

ハザードマップなどで、浸水エリアをチェックし、その地域に住む方は避難場所や経路の確認や、明るい内の避難をお願いします。

(TSK気象予報士 藤谷裕介)

コメントはこちらから

ページの先頭へ