私は夏休み期間中に、オーストラリアのメルボルンに留学し、2週間のホームステイを体験した。英語が好きで将来英語を使って海外と関わる仕事がしたいと考えていたのが動機だ。

私はオーストラリアで、平日は現地の学校に通い、休日はホストファミリーと過ごした。

生活をしている間で日本とは違うなと感じることがいくつかあった。その中でも苦労したことは食生活だ。オーストラリアでは小麦を主食とし、高脂質な食べ物が多いため、栄養バランスが取れた日本食の素晴らしさを海外で生活して初めて気づくことができた。

その他に日本と違うと感じたことは、オーストラリアには社交的な人が多いということだ。私が初めてホストマザーと会った時、とても歓迎してくれて、緊張気味だったがリラックスして過ごすことができた。休日に街を歩いていると、ホストマザーは人とすれ違う度に挨拶をして、楽しそうに世間話をしていた。日本で生活していると、考えられないことが多く、驚かされた。

高校生で海外へ行くことは勇気がいることだ。家庭事情や部活動が忙しいなどの理由で断念してしまう人も多いだろう。しかし、若いうちから留学をし、海外経験をすることはさまざまなメリットがあると思う。日本とは言語も文化も違う環境で生活することによってたくさんの経験ができ、視野も広がる。

特に長期留学では、語学力の向上が期待できる。もちろん慣れない環境での苦労は多いが、留学で経験したことは自分の財産となる。自分にはできないと思っている人も、ぜひ背伸びしてでも挑戦してほしい。（理）