みらチャレ発!
「しまね高校生ラジオ」を運営する
出雲高校の生徒インタビュー #3
去年から始まったTSKグループと地域・教育魅力化プラットフォームが主催する「しまね未来共創チャレンジ」(通称:みらチャレ)に「高校生ラジオ」を立ち上げるというプロジェクトで参加した出雲高校の生徒たち。
見事、みらチャレアワードを獲得し、定期的にラジオの配信を続けている。
そんなメンバーたちがみらチャレ2期生募集のCMに出演するということで撮影に同行させてもらい、撮影の合間にインタビューを実施。
みらチャレでの活動を通じて起きた彼ら・彼女らの変化について3回シリーズでお伝えする最終回。
※みらチャレの詳細はこちらのリンクから
https://mirachalle-shimane.com/
※1回目記事はこちらのリンクから
https://tsk-tv.com/online/article/31/
※2回目記事はこちらのリンクから
https://tsk-tv.com/online/article/237/
「島根を盛り上げたい!」
Q.卒業までは「しまね高校生ラジオ」はどうしていきますか?
吉川:卒業まではやらないです。
布野:来年の夏とか秋、ちょうど部活動の3年生が引退するぐらいのタイミングで僕らも世代交代をしようと思っています。
吉川:世の中的なここで離脱しますというタイミングで離脱したほうが切り替えやすい。新2年生も次は俺らだというのがやりやすいだろうし。なんとなく周りもそういう空気になっていく。そのタイミングのほうが切り替えやすいです。
Q.「みらチャレ」を経験したからこその今の将来の夢は?
布野:僕はずっと前から言っていますが、就職したい。高校卒業したら。たぶん就職はするけど、その先、「みらチャレ」を通して思ってきたのが、起業をしたいと思っています。
就職という夢を叶えてから、別の夢を叶えたい。起業するという夢を。まだその起業内容とかどういう風に収益を上げていくのかというのは全然考えていませんが、自分ができることをして、島根を盛り上げたり、未来に繋ぐ手助けができたらいいなと考えている。
Q.就職希望先は?
布野:JRです!電車好きなんで。3歳のときからサンライズの運転手になるってずっと言っています。とりあえずJRに就職して。会社のシステムとかも体感しておいたほうがその先で役に立つと思っています。今、転職も一般的になってきているので、就職してから起業しようと考えています。
※JRに就職する夢を語る布野くん
門脇:私は高校生ラジオを通して、ロゴを作ったりとか、チラシを作ったりとか、デザインすることをやっているうちに、その方面に興味を持つようになりました。デザイナーとかいいなと思って、今後学べたらいいと思っています。将来島根に戻ってきたいです。
吉川:僕も島根に戻ってこようと思っています。大学は都市部に行って、色々と経験をしたり、人間関係を作って戻ってくることになると思っています。県外に何年かはいるかもしれないですが、どっちにしても戻ってきたいです。
この前ある方が「都市部の会社で利益出すことは色んな人がやっているし、めちゃくちゃ難しいわけではないけど、地元でやろうと思ったら逆にそれが難しくなる。お金も人も少なくなる。というのも考えると、こっちのほうが面白い」と言われていて、めっちゃ思うなそれって。地元でやったほうが面白いし、繋がりがある人っていっぱいいるし、できたので、そのコミュニティを生かして、その人たちと楽しく関わり合いながら、自分のやりたいことをやりながら、起業とかできたらいいなと思っています。
何かを運営していくというのも今回、「高校生ラジオ」で全体のマネジメントをやらせてもらって、面白さに気づいて、複数の人が関わっているものを回していくのって面白いなって思ったし、それに関われるのもいいなと思ったので、起業したいです。
「自分のやりたいことをやればいい」
Q.「みらチャレ」2期生に対してのアドバイスは。
吉川:間違ってないよというのは伝えてあげたいです。その選択は合っているからやったほうがいいよと。学生のうちって間違えも何もない。間違いも成功もない。本人がどう感じるか。高校生が何やろうが、周りがすごい迷惑したりとか、すごい得したりすることって絶対ない。結局はその当人の得になるか、損になるか。だから、やりたいことだけやっておけばいいし、そこで社会的な成功にならないかもしれないけど、自分の中での成功体験とか失敗体験は蓄積しておいたほうが、のちに絶対に活きる。間違ってないから、やることをやったほうがいい。自分のやっていることが間違いじゃないか、もっとこれをやったりしたほうがいいんじゃないかとか思ったりするけど、誰からアドバイスを聞くかとかは大事にしたほうがいいし、基本的にその道は間違ってないから努力したほうがいいよというのは思っています。
門脇:変われるよ。私は「みらチャレ」を通して変わったと思っていて、先生の話とか全部鵜呑みにしていました。先生が言っているから正しいと思っていたけど、先生以外の大人と話す機会がいっぱいあるのでそこで結構、色んな意見に出会えて、人間的にも成長できるかなと思います。
布野:近いな、ふみや(吉川君)の言っているところと。
迷うところって出てくると思う。僕らも迷いながらやっています。迷ってもとりあえずやってみればいい。高校生というところもあるし、失敗してもまだ戻って来れる。失敗から生かせるものってかなり大きい。
失敗を恐れずに自分のやりたいことを思い切ってやってほしい。誰かのためにって考えると思うけど、結局は自分のため。自分のやりたいことをやればいい。じゃないと続かないと思う。だから思い切ってやって欲しい。
吉川:いい意味で所詮高校生なので。プラスに考えたほうがいいですね。
「みらチャレ」と出会い、自分たちのやってみたいを解き放ち、カタチにさせた「しまね高校生ラジオ」のメンバー。取材中、どんな質問に対しても生き生きと話しながら答える彼らの姿が印象的でした。自分が高校生の時はこんなにまで色々と考えてなく、ただ毎日を生きていただけだったのが恥ずかしい・・・。
彼ら彼女らのような高校生たちが増えれば島根の未来は明るいんじゃないかと感じることができた取材でした。
「みらチャレ2期生」の募集はこちらから
https://mirachalle-shimane.com/
次はキミだ!!
https://youtu.be/IOMPXnggS6A