将来やりたいことは ありますか?
授業で教わることが全てではない。
普段、関わることのない大人や同世代の
様々な経験を知ることで新たな1歩を踏み出してみませんか?

ガクチカ

みらチャレ発!
「しまね高校生ラジオ」を運営する
出雲高校の生徒インタビュー #2

去年から始まったTSKグループと地域・教育魅力化プラットフォームが主催する「しまね未来共創チャレンジ」(通称:みらチャレ)に「高校生ラジオ」を立ち上げるというプロジェクトで参加した出雲高校の生徒たち。

見事、みらチャレアワードを獲得し、定期的にラジオの配信を続けている。
そんなメンバーたちがみらチャレ2期生募集のCMに出演するということで撮影に同行させてもらい、撮影の合間にインタビューを実施。
みらチャレでの活動を通じて起きた彼ら・彼女らの変化について3回シリーズでお伝えする2回目。

※みらチャレの詳細はこちらのリンクから
https://mirachalle-shimane.com/

※1回目記事はこちらのリンクから
https://tsk-tv.com/online/article/31/

「モノの見え方が変わった」

Q.「みらチャレ」の合宿に参加してどうでしたか?

布野:松江近いなと思いました。 ※松江まで自転車で行ったという布野くん

吉川:お前がチャリで来たからだろ!僕らは普通に松江だなと思っていました。

門脇:布野くんが自転車だったせいで、バス移動のところ全て徒歩で行かないといけなくなりました。

吉川:僕の意見ですけど、見え方が変わりました。全部のモノの。というのは「みらチャレ」には色々な企業の人とかも来ていた。サポーターもそうだし、1つ1つのことにたくさん色んな人が関わっているということを知れた。「みらチャレ」の帰りに電工掲示板とか見たときも、これを置いている会社があって、映している会社があって、作った会社がある。みたいなことを考えられるようになって、すごく立体的に物事を見られるようになりました。
学校関係なく生徒だけで何かをやるというのも「みらチャレ」にしかなかったです。

布野:郁哉みたいに自分の新しい発見もあったりしたけど、悪い面が見えました。自分が劣っている面が見えてきて、裏側の新しい発見がたくさんありました。

布野くんに誘われて「みらチャレ」合宿に参加した吉川くん

Q.劣っている面とは?

布野:文章力です。

吉川:(布野くんは)思っていることを言葉にして、誰かに伝えるというのがすごく下手です。今のインタビューみたいに。

布野:はい、ナウです。(笑) すごい下手です。

Q.「みらチャレ」の場でプレゼンをすることはどうでしたか?

布野:プレゼン自体は中学校のときから、生徒会とかで慣れていました。個人的にプレゼンは楽しいという感覚。自分たちのやりたいようにできるプレゼンだったので、型にはまってもないし、すごく楽しかったです。

Q.プレゼンの場で共創サポーターからのフィードバックはどうでした?

吉川:とても大きなものでした。やったことを大人に評価されたことがなかった。きちんと大人に君たちのここがすごい、ここはダメ、もっとこうしたほうがいいよというフィードバックを得られたことが初めてだったので、それがすごく新鮮だったし、すごい方たちからのアドバイスだったので、本当に学びになりました。

門脇:止められないんだと思いました。きちんと応援してくれるというのが初めてだったので。それこそ、このスタジオもその時に共創サポーターの矢田さんに貸すよみたいな。
え、どういうこと?みたいな感じでした。

布野:そうですねぇ、言いたいこと全部言われました笑
否定されなかったというのはすごい大きかったです。

吉川:自由にやりたいと言ったことのやりたいところだけを見てくれていたので、凄いやりやすかったです。

共創サポーターの矢田さんと ※提供 しまね高校生ラジオ

「島根(じもと)捨てたもんじゃねえ」

Q.12月まで活動してみて気づいたこと、学んだことは?

吉川:何回も言っていますけど、「島根(じもと)捨てたもんじゃねえ」と思いました。

門脇:それは絶対ある。

吉川:そもそも地元の魅力に気づけない。観光とかではない魅力。どういう人がいるのかという意味の魅力。そこを知ることができました。「みらチャレ」の活動をしていないと知れなかったです。社会に出る前に、社会に出ている人たちと会えたのはラッキーでした。学校とか家にいると社会に出ている人と会えない。それが当たり前。みらチャレがあると高校生でも、色んな大人、実際に行動しておられる大人と喋ることができるから、本当にそこはありがたかったです。すごい人たちがいっぱいいるんだなと思いました。

門脇:島根に戻ってくるみたいな発想が最初はなかったです。県外に出て何かやるかなみたいな。将来大学行って、就職してというぐらいしか考えていなかった。地元に貢献したいなと思うようになりました。

布野:一歩踏み出す大切さを学びました。中学校のときに生徒会の選挙で落選を経験したりしたことで、1歩踏み出すだけで、その先がすごい変わってくるという体感はしていました。思い通りの高校生活ではなく、ちょっとなんか、失速してたところもありました。でも今回、「みらチャレ」に参加して1歩踏み出す大切さを再認識しました。

吉川:結果として、応募したか、してないか、今考えてみれば「みらチャレ」に行ったか、行ってないかで人生の豊かさがすごく左右しました。あの踏み出しがあったから、そこでたくさん色んな大人とか色んな機会に恵まれました。 というのを彼(布野くん)は言いたいんだと思います。

布野:正解です。もう通訳です。(笑)

次号:「島根を盛り上げたり、未来に繋ぐ手助けができたらいい」将来の夢にも大きな影響が・・・

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