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マスク不足の中、朗報!記録的暖冬でインフル激減。例年より1か月早く収束へ

新型コロナでマスク不足が続く中、朗報です。インフルエンザが山陰両県で早くも収束に向かっています。

上左図が島根県(島根県HPより)、上右図が鳥取県(鳥取県HPより)のインフルエンザの患者数の推移です。

赤い線が今シーズン、両県共に、今シーズンは既にピークを過ぎ、そのピークも過去5年比べ激減しました。特に鳥取県は顕著です。

下図(島根県HPより)は全国版です。全国的にも今シーズンは例年の5割ほどに留まっています。(今シーズンは一番右の山)

なぜ少なくなったのか?新型コロナ対策でマスクをする人が多かったという説もありますが、『記録的な暖冬』が影響していると考えられます。

沖縄を除く日本で流行する季節性インフルエンザは寒く乾燥する冬に流行します。

下図(気象庁・島根県のデータから藤谷作成)は島根県のインフルエンザ患者数(定点当たり)と松江市の12月の平均気温のグラフです。(患者数はシーズンの最多(ピーク時)を表しています。)気温が低い年に流行し、気温が高いと流行が抑えられる傾向にあります。(負の相関:相関係数ー0.47)。このことから、今シーズンは記録的な暖冬がインフルエンザの流行が最小限に抑えられた一因であるとも考えられます。

また、インフルエンザの流行は例年2か月程度とほぼ決まっています。今年は流行入りが例年より1か月ほど早く始まりました。このため、収束も1か月ほど早くなっています。(冒頭で示した島根と鳥取のグラフを見ると、流行のピークが今年(赤線)が左にずれています)例年ピークは一度きりですから、今年はもう収束期に入ったと言っていいかと思います。

つまり、今シーズンは①『記録的な暖冬』で、インフルエンザが流行しないベースができた上に、②『流行入りが早かった』ことで、流行期であるはずの2月に極端に患者が少ない状態になったと考えらます。

そのうえで、新型コロナによるマスクや手洗いの徹底が重なったのかもしれません。

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