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『超暖冬』の異常事態 もう雪は降らないのか?

『豪雪地帯』鳥取市では一昨年12月31日から1月9日まで375日連続で降雪ゼロが続いています(詳しくは12月21日の投稿をご参照下さい)。

鳥取市で統計が始まった1943年以降、初めての出来事(観測史上初)で、記録を更新し続けています。
1月上旬の平均気温は1月8日時点で8.1℃と過去最高です。これまで8℃台に達したことはなく、このまま8℃台だと、これまた史上初です。

観測が始まってから77年間で、初めての出来事なので、今生きている人はほとんどが経験がありません。

なので、ほとんどの人が今後、暖冬の影響がどうでるのかわからない未体験ゾーンに突入しています。ではいつ雪が降るのか?
まずは過去の経験から考えてみましょう。

1月上旬の気温が7℃台後半になったことは1989年(7.8℃)、2000年(7.9℃)の2度あります。

1989年はその後も暖冬傾向が続きましたが、1月下旬に11センチ、2月上旬に34センチ降り、最大で23センチの積雪がありました。

2000年は1月下旬に80センチ、2月中旬には104センチ降り、最大で67センチ積雪し、暖冬の年明けから一転、大雪に見舞われました。

こうしてみると、今年も1月下旬以降にまとまった雪が降る可能性もありそうです。
ただ、89年と00年はラニーニャ現象が発生していて、一般的に強い冬型気圧配置になりやすい気象条件下にありましたが、

今年はラニーニャもエルニーニョも発生していません。

では次に最新の予測をみてみましょう。

8日の時点で強い寒気は日本上空にはなく、北アメリカにあり、上空5500m付近で氷点下42℃以下という強烈な寒波が襲来しています。

この冬将軍が日本に来るのか?最新の週間予報では、来週16日頃までは来ません。鳥取では15日に少し雪が降る程度です。
現在北米にある強烈寒波は、1月16日頃になると、ロシアのシベリア付近まで移動してきます。日本に来るのは1月20日頃だとみられます。

ただ、ウェザーマップの『16日先の天気予報』を見ると、雪マークこそついていますが、まとまった積雪になるかは微妙なところです。

気象庁も9日に発表した1か月予報(1月11日~2月10日)で降雪量は少なく、気温も高いとしています。(下図 気象庁HPより)

 

ただ、雪は一発勝負です。一度の強烈寒波で、大きな被害がでます。先日ホームセンターを取材すると店長がこう忠告して下さいました。

『大雪になったころには、スコップも長靴も売り切れている』と。過去の経験から雪のピークは1月下旬から2月上旬です。
備えは今のうちにしておきましょう。

 

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