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予報志ism

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なぜ、民間の予報数値をテレビで放送するのか。

8月22日、台風があす夜山陰地方に最接近します。特に鳥取東部に直撃する恐れが高まっています。

夜に直撃するので、早い段階で避難所に避難するなど、対応をお願いします。

さて本日、視聴者の方から以下のような疑問・ご指摘をお寄せ頂きました。

『中央テレビの今日の天気予報を含め、最近の予報、特に気温について、気象庁の数値とかなり違う予報が出ている。松江市は西津田の気象台の予報数値が基本であるはず。差がある理由は何故?差がある数値を何故出すのか理解出来ない。公の数値を情報共有するべき。』

ご指摘は、①なぜ気象庁とTSKの予想気温が異なるのか? ②なぜ、差があるデータを放送するのかという2点かと思います。

①気象庁とTSKの天気予報の気温が異なる理由は、TSKでは民間の気象会社の予報データを利用しているためです。

 なぜ、気象庁ではなく、民間の気象会社のデータを利用するのか?それは、民間はよりきめ細やかなデータを配信してくれるためです。

 気象庁の予想気温で詳細に公開されているのは、例えば山陰では、松江、浜田、西郷、鳥取市、米子の5地点のみです。

 予報精度の問題があり、その他の地点の予想は公開されていません。

 一方、民間の気象会社は気象庁と同様に予報精度に多少の問題はあったとしても、その他の地点(倉吉・出雲などなど)の予想気温を

 詳細に公開しています。

 このため、TSKでは民間の気象会社の予想気温を採用しています。

 技術的には松江や鳥取市など5地点だけ気象庁を採用し、その他の地点を民間の気象会社とする方法もあります。

 そのような天気予報をしている放送局もあると聞いていますが、予報の差に大きな違いがないと考え、

 民間の予報データに統一して放送をしています。

 ちなみに、気象庁は松江市西津田で気温を観測し、予報も西津田の予想気温です。

 民間の気象会社も、西津田の観測データを参考に、西津田の予報気温を発表しています。

 アメダスの観測データがある地点は全て同じロジックです。

②についてです。なぜ、差があるデータを放送するのか?統一すべきは?とのご指摘です。

 昨今の温暖化などの影響で、熱中症は社会問題にもなっています。

 命に関わることですので、予想気温については、今後、精度や発表方法なども検討する必要はあるかと思います。

 気象庁は2011年から『高温注意情報』の発表を始めました。これは東日本大震災で節電が叫ばれた中で考え出されたものです。

 また、2007年から『猛暑日』や『熱中症』という気象用語を追加しました。

 10年程経過し、今年は40℃を超える日が頻発しました。日本でも気温は『災害』として捉えられるようになった年とも言えそうです。

 以上のことから、気温に関しても、大雨や暴風など同様に、気象庁の発表する予報に統一すべき時もあるかと思います。

 

長文になりましたが、最後まで読んで頂きありがとうざいました。また、ご指摘頂き感謝申し上げます。

より良い天気予報に今後なっていけばと考えています。

 

 

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