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Z新聞部

魅せつける芸術の成果 ~美術部学外展~
発信:出雲高校新聞部

※多くの作品が展示されている=今岡美術館、出雲市天神町

1月29日(日)〜2月12日(日)、今岡美術館で出雲高校美術部学外展が行われた。今回の学外展は卒業する3年生の素晴らしい作品を多くの人に見てもらいたいと思ったことがきっかけで初めて開催された。この学外展では、主に令和3年度と4年度の島根県高校美術展に出品した作品や令和5年度の全国高等学校総合文化祭に出品予定の作品が展示された。美術選択の生徒が取り組んだ作品である油絵とスプーンも展示されていた。

令和4年度島根県高校美術展で絵画部門1位を受賞した「パパゲーノ」を描いた川上大介さんは作品について「パパゲーノという言葉の意味を知らない人が自分の作品を見て、その言葉を調べてみる良い機会になってほしい」と話した。この作品では松かさが描かれており、精神的な理由で高い所から下を見下ろしてしまう感情を防ぐために使用した。しかし、その解釈は個人に任せる、と述べた。

部長の福間日南子さんは1年間の活動を振り返って「講習会に行くなど活発な活動や、いろいろな大きさの大会などたくさんの経験をすることができて良かった」と語った。

顧問の森山恭先生は今後の活動について「1年に1回規模を縮小して展示を行いたいと思っている。市役所などの場所で多くの人たちに用事のついでとして生徒の作品を見ていただけるとうれしい」と話した。(桃、陽)

※校内に掲示中の「パパゲーノ」=出雲高校、出雲市今市町

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